2012.04.22 Sunday
一定期間更新がないため広告を表示しています
** |
*
ABOUT
NEW 5 ENTRYS
ARCHIVES
CATEGORIES
未分類記事も多数ありますので、見つからないときは検索してください。
LINKS
FAVORITE
OTHERS
|
Brag rag Blog今日のぶつくさ
2009.10.10 Saturday
独演会のときは、前出しはいらんっていったじゃないかー! ・・・とはいっても、もう三三さんも後進の指導なんて立場なのかもしれないなあ、私たちだってこれからの噺家育成のためにもがんばって聞いてやらなくっちゃとかご隠居のような気分になる。 三木男はあの4代目三木助の甥だそうな。華やかで明るい雰囲気がよく似ている。まだ試行錯誤状態のようだが、しゃべり方が落ち着いてくれば、いい感じになるかもしれない。 三木男さんがこういう経歴なので、三三師匠は枕で(噺の中でも)おぼっちゃまいぢり。それがいやみでなく実に楽しい。これが三木男さんに対する応援なんだろうな。 ・妾馬 大ネタで全部行くのかと思ったけど、やっぱり宴席で終わった。 あたしはこのネタ、人情話だと思ってるくらい、うれしい酒に酔ったやさぐれ兄がお殿様に家族愛を語る所が好き。 三三師匠はこの兄をさほどヤクザ者には描いていない(しょうもない兄ちゃんではあるが)、家族だけでなく長屋のつながりの深さ、周囲の人々の情を描いた。「おっかない顔してるけど親切なんだな」「こうるせえこというがありがたい」というのがテーマだろう。やりとりが大変面白かった。 ・三枚起請 人が何人出てこようがその演じ分けがちゃんと出来てて、安心して「だまされ三人組」を笑っていられる。 起請文を三枚見比べてるときに、客席前3列位まで占めてた中期高齢者がこともあろうに携帯をならしやがる。 いらっとしかけたお客をいなし、噺への集中が途切れたのを巧く戻したのはまた師匠。 マナーの悪さにこうたびたび遭遇して気の毒だなと思えど、そのアドリブのうまさにむしろ感心して拍手。 今、若手で一番が三三師匠。これはだれがなんと言おうと私はゆずらない。 そしてくそじじいとくそばばあには携帯なんて与えるな!(毒)
** |
*
|